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鳴瀧窯のうつわにつきまして 
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この度は、鳴瀧窯のオンラインショップをお訪ね頂きありがとうございます。
鳴瀧窯は「日本に数多くあるやきものの一つ」として備前焼を特別視せず、食卓や日々の生活にもっと気軽に取り入れてほしいとの想いからうつわを作っています。そのラインナップはいずれも日常の器としての使い良さを考慮してあまり奇をてらわず、シンプルで手取りの良い事をこころがけています。

 そして、備前は基本的に手作りの産地で大量生産には向きませんから、日常の器であっても極端な量産はしません。その為一度の窯では数量限定製作となります。
シンプルな中に潜む輝き、料理を盛って初めて輝く、器だけで完結しない器」。家に連れて帰って下さった方々の生活に寄り添う器となる事を願いながら、鳴瀧窯の器は作られています。
 

備前焼について
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岡山県・現在の備前市周辺で作られてきたやきもので、釉薬で表面をコーティングせず、土そのものを成形し焼締めるという原始的な手法を頑なに守り続けている唯一の産地です。
それが出来たのはひとえに備前の土の力。
「田土(ひよせ)」と呼ばれる、田んぼから掘り起こした土と、山土・黒土を混ぜ合わせた鉄分を含む土を使用する事により、独特の茶褐色の地肌となります。土そのものがそのままうつわとなる備前焼は、土作りが要。鳴瀧窯は備前の土を独自にブレンドし生成、ろくろや手びねりで形成し電気窯や登り窯で焼成します。
工房に隣接する登り窯ではおよそ1週間焚き続けます、鳴瀧窯では年に2回窯焚きを行います

 
陶工紹介
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鳴瀧窯のうつわはすべて1人の陶工が作っています。窯の名を冠した「narutaki」と個人作家での「安藤騎虎」名義の2つのラインで制作をしております。元来、料理が好きな事からはいったやきものの世界、料理を盛ってはじめて完成するとの想いから使い良く・奇をてらわず・手取りの良い事をこころがけ作陶しています。


安藤 騎虎(あんどう・きこ)
1977年 横浜生まれ 窯元での修業後2008年に独立。
その後、デザイナーとのコラボ商品や企画展など備前焼をもっと多くの方に知って頂きたいとの想いから勢力的に活動している。「narutaki」は窯の名を冠したプロダクトラインとなる。